2008年04月25日
お散歩
あまりにもお天気が良かったので
母と娘と3人で公園まで散歩がてら歩いて行った。
普段は車が少ない並木道。
でもその日は なぜか大渋滞。
先にある信号は青に変わるまでが長い上
青の時間が やたらと短い。
だから車はジリジリとしか進まない。
歩道が狭いので私が先頭、後ろに娘、そのまた後ろに母という順で
一列になって 車が連なっている横を歩いていた。
娘が気になり振り返ってみると 母の方がいない。
すると 後ろの方で立ち止まって車の人としゃべっている姿が見えた。
どこでも 誰とでも しゃべる母。
でも まさか車に乗っている人にまで しゃべりかけるとは・・・
そんな母の性格をよく知っている娘は その光景を遠くから見ながら
『信じられへん・・・』 とつぶやいていた。
ジーッと見ている私たちに気が付いて 小走りで戻ってきた。
どうしたのか聞いてみると 車が半ドアだったので教えてあげていたらしい。
そのついでに ちょっと しゃべっていたそう。
『ついでって・・・。ついでに知らない人と何しゃべる事があるの?』
『まぁ まぁ まぁ まぁ』 と照れ笑いの母。
私には分からないが 母には あるようだ。
そんな立ち話をしている私たちの横を車の列が進み始めた。
先ほど母が半ドアを知らせた車がノロノロと近づいてくる。
すれ違いざまに助手席の女性の方が会釈をしていってくれた。
こちらも会釈をし 『さっ 行こか』 と歩き出した。
しか〜し!
信号が変わったのか 先ほどの半ドアの車が前の方で止まっているのが見える。
このスピードで歩いて行ったら 確実にあの車とすれ違ってしまう。
ちょっと躊躇いながらも そのまま歩き続けた。
案の定 その車の横を通る際、助手席の方と目が合い 会釈を交わした。
私たちが追い抜き しばらく歩いていると、また車の列が動き出し
先ほどの方が私たちを追い抜きざまに会釈をしていった。
そして またもや前方で ピタッと止まった。
さすがに母も気まずく思ったのか
『このまま歩いていったら また追い越すよな』 と歩調を緩めた。
でも緩めるのにも限度がある。時間を稼ぎながら歩くのには
かなりの忍耐が必要だった。
『目を合わせやんとこか?』
『でも分かっとるのに失礼やろ』
『え〜い もう1回会釈すれば済むだけやん。行くよ!』 と
またもや 助手席の方と会釈を交わしつつ 走り去った。
ようやく公園に到着。
暖かい日差しと心地良い風で本当に気持ちが良かった。
ちょっとした遊具で遊んでから、雑木林のような場所を
3人でブラブラ歩いていると前から一組の夫婦が歩いてきた。
なんとなく その顔に見覚えが・・・
あーっ! さっきの半ドアの人やー!
結局またすれ違いざまに会釈を交わした。
通り過ぎてから母は
『さっきは別に会釈だけじゃなくても良かったな』
『どんだけ しゃべる事あんねん!』
思わず叫んでしまった。
自然を満喫し、そろそろ帰ろうと 来た時と同じ並木道を歩き出した。
相変わらず車が長蛇の列。今度も私が先頭に立って歩いていた。
『おばあちゃん。 今度は車の人と しゃべらんといてな!』
娘に しっかり注意されている。
途中で小さな十字路を渡り しばらく歩いた時、後ろで
キキーッ ガチャン! という大きな音がしたかと思うと
車が勢いよく走り去って行く音が聞こえた。
嫌な予感がして振り返ると 母がその場にしゃがみこんでいた。
予感的中!
『お母さ〜ん!』
心臓がバクバクしながら 泣きそうになりながら駆け寄った。
『お母さん 大丈夫?』
んっ?・・・・・・あれっ?
もしかして 靴ヒモ直してるんですか・・・・・・・?
『今 すごい音したけど・・・・・・』
『あ〜っ さっきの車が 側溝のフタを踏んでったんやろな』
『なんで そのタイミングで靴ヒモ直すかなぁ』
信号待ちしている車の人たちに一部始終
私の動揺っぷりを見られていたような気がします。
そんな視線を体の右側にチクチク感じながら
俯き加減に小走りで走り抜けた。
母には何の落ち度もないが なんだかどっと疲れた気がします。
今度からは母を先頭にして 監視しながら歩こかの。
三重県鈴鹿市のエステティックサロン Beauty air Yukiのサイトはこちら
母と娘と3人で公園まで散歩がてら歩いて行った。
普段は車が少ない並木道。
でもその日は なぜか大渋滞。
先にある信号は青に変わるまでが長い上
青の時間が やたらと短い。
だから車はジリジリとしか進まない。
歩道が狭いので私が先頭、後ろに娘、そのまた後ろに母という順で
一列になって 車が連なっている横を歩いていた。
娘が気になり振り返ってみると 母の方がいない。
すると 後ろの方で立ち止まって車の人としゃべっている姿が見えた。
どこでも 誰とでも しゃべる母。
でも まさか車に乗っている人にまで しゃべりかけるとは・・・
そんな母の性格をよく知っている娘は その光景を遠くから見ながら
『信じられへん・・・』 とつぶやいていた。
ジーッと見ている私たちに気が付いて 小走りで戻ってきた。
どうしたのか聞いてみると 車が半ドアだったので教えてあげていたらしい。
そのついでに ちょっと しゃべっていたそう。
『ついでって・・・。ついでに知らない人と何しゃべる事があるの?』
『まぁ まぁ まぁ まぁ』 と照れ笑いの母。
私には分からないが 母には あるようだ。
そんな立ち話をしている私たちの横を車の列が進み始めた。
先ほど母が半ドアを知らせた車がノロノロと近づいてくる。
すれ違いざまに助手席の女性の方が会釈をしていってくれた。
こちらも会釈をし 『さっ 行こか』 と歩き出した。
しか〜し!
信号が変わったのか 先ほどの半ドアの車が前の方で止まっているのが見える。
このスピードで歩いて行ったら 確実にあの車とすれ違ってしまう。
ちょっと躊躇いながらも そのまま歩き続けた。
案の定 その車の横を通る際、助手席の方と目が合い 会釈を交わした。
私たちが追い抜き しばらく歩いていると、また車の列が動き出し
先ほどの方が私たちを追い抜きざまに会釈をしていった。
そして またもや前方で ピタッと止まった。
さすがに母も気まずく思ったのか
『このまま歩いていったら また追い越すよな』 と歩調を緩めた。
でも緩めるのにも限度がある。時間を稼ぎながら歩くのには
かなりの忍耐が必要だった。
『目を合わせやんとこか?』
『でも分かっとるのに失礼やろ』
『え〜い もう1回会釈すれば済むだけやん。行くよ!』 と
またもや 助手席の方と会釈を交わしつつ 走り去った。
ようやく公園に到着。
暖かい日差しと心地良い風で本当に気持ちが良かった。
ちょっとした遊具で遊んでから、雑木林のような場所を
3人でブラブラ歩いていると前から一組の夫婦が歩いてきた。
なんとなく その顔に見覚えが・・・
あーっ! さっきの半ドアの人やー!
結局またすれ違いざまに会釈を交わした。
通り過ぎてから母は
『さっきは別に会釈だけじゃなくても良かったな』
『どんだけ しゃべる事あんねん!』
思わず叫んでしまった。
自然を満喫し、そろそろ帰ろうと 来た時と同じ並木道を歩き出した。
相変わらず車が長蛇の列。今度も私が先頭に立って歩いていた。
『おばあちゃん。 今度は車の人と しゃべらんといてな!』
娘に しっかり注意されている。
途中で小さな十字路を渡り しばらく歩いた時、後ろで
キキーッ ガチャン! という大きな音がしたかと思うと
車が勢いよく走り去って行く音が聞こえた。
嫌な予感がして振り返ると 母がその場にしゃがみこんでいた。
予感的中!
『お母さ〜ん!』
心臓がバクバクしながら 泣きそうになりながら駆け寄った。
『お母さん 大丈夫?』
んっ?・・・・・・あれっ?
もしかして 靴ヒモ直してるんですか・・・・・・・?
『今 すごい音したけど・・・・・・』
『あ〜っ さっきの車が 側溝のフタを踏んでったんやろな』
『なんで そのタイミングで靴ヒモ直すかなぁ』
信号待ちしている車の人たちに一部始終
私の動揺っぷりを見られていたような気がします。
そんな視線を体の右側にチクチク感じながら
俯き加減に小走りで走り抜けた。
母には何の落ち度もないが なんだかどっと疲れた気がします。
今度からは母を先頭にして 監視しながら歩こかの。


